まよらなブログ

青い世界。

えー、「世界樹の迷宮」小話を書いてみました。
もしかしたら続くかもしれないので、「世界樹の迷宮」カテゴリも作ってみました。
小話は「つづきを表示」をクリックすると読めます。

うちのお客さんはこのゲームを知らない方の方が多いと思うので、
公式サイトはこちらです。→「世界樹の迷宮公式サイト」
このサイトで、「キャラクター」のページの「ソードマン」と「カースメーカー」の
ページを開いて、「イラスト拡大」ボタンをぽちっと押していただきたい。
そこで「ソードマン1」と「カースメーカー1」として紹介されているのが、
今回登場してるキャラクターです。


なお、以下は井藤さんに私信です。

----------------------------------

一日早いクリスマスプレゼントだ受け取れ井藤さーーーんッ!!

おっさん二人旅の希望を受けておりましたが、どうにもこうにもまとまらないので、
うちの「世界樹の迷宮」のパーティメンバーであり志水の中では主役でもある
赤ソド(14歳)と、おさげカスメ(16歳)の話にしました。
歳の差は2歳、身長差は5センチ(カスメの方が高い)です、好きだろうからそういうの。

---------------------------------------

では、ご興味のある方は「つづきを表示」からどうぞ。

舞台はエトリアの11階。
設定的には、4層に入り、カスメを仲間にできた直後、だと思っていただきたい。


*************

【青い世界】


 磁軸を抜けた先は、一面の蒼。
 緑の世界から蒼の世界へ、飛ぶようにやってきて、少女は目をしばつかせた。彼女の隣にいた少年が、鎧と背中に背負った斧をかちゃかちゃ鳴らしながら、数歩前へと駆け出し、そして少女へと体ごと振り返った。
「なあ、ルサルカ!青いだろ!?」
 少年に満面の笑みで尋ねられ、ルサルカと呼ばれた呪い師の少女は、うん、とおずおずと頷いた。それを見た少年は歯を見せて笑い、頭上を見上げる。ルサルカも少年の視線を追って、頭上を見上げた。
 ここはエトリアの世界樹の迷宮。地下11階だ。地下11階なのだから天井があるはずなのだが、青い枝葉に覆われているためか群青色の天が広がる。そこはまるで黄昏時の空だった。
 吸い込まれそう。
 ルサルカは息を吐きながら、天を見上げる。
「キレイだなあ。」
 と、少年が天を見上げたまま言うので、ルサルカも天を見上げたまま「うん。」と頷いた。
 二人はしばらく無言で天を見上げて、それからルサルカはやっぱり天を見上げ続けている少年を呼んだ。
「ねえ、ハル。」
「おう。何だ?」
「わたしに・・・見せたかったのって、ここ?」
「あ、違う違う!」
 ハルと呼ばれた少年は、ぱっとルサルカを見、
「もっと下の階!」
「もっと下?」
「おう!もっと下だ!あのな、15階だ!そこな、花の上に乗って・・・・・・、・・・ああ!ダメだ!ダメだぞ!行ってからのお楽しみなんだ!今の無しだッ!!」
 ハルはばたばたと腕を振って、己の発言をかき消そうとしている。ルサルカは、にっこりと微笑んで、
「うん。分かった。今の無しね。」
 そう伝えると、ハルは、よし!と頷いて、
「よし!バレてねえ!」
 などと言うので、ルサルカは困ったように微笑を深める。そして、ちょっと表情を緊張させ、
「あのね、ハル。・・・危険じゃないの?わたしにキレイなものを見せてくれるっていうのは、・・・あの、あのね。・・・嬉しいの。」
「そうか!それならおれも嬉しいぞ!」
「う、うん。あのね、でも・・・わたしは冒険者になったばかりだし、・・・呪言もうまく使えない。二人だけじゃ危ないんじゃ」
「大丈夫だ!いっぱいメディカも持ってきたからな!」
「そうじゃなくてね」
「おれ、抜け道も知ってるしな!」
「うん、だけどね」
「獣避けの鈴もいっぱい買ってきたぞ!!」
「うん、でもね」
「糸もあるしな!準備万端だッ!!」
「けど」
「大変だったんだぞ!メディカと鈴と糸買うのに、採掘して金稼ぐの!」
「・・・そうなんだ・・・ありがと。でも、やっぱり危ないよ。怪我でもしたら」
「ルサルカのこと、ちゃんと守るから大丈夫だ!!」
 キッパリと宣言された言葉に、ルサルカは軽く息を飲み、俯いて、
「じゃ、じゃあ。・・・・・・じゃあ、お願い、ね・・・・・・?」
 と、頬を染めて言うのだが、
「おう!任せとけ!!」
 と、何かを感じるには幼すぎる少年剣士は鎧の上から胸を叩くばかりなのだ。


**************

君は煮るなり焼くなり好きにしていい。>井藤さんへ私信。


もしかしたら続くかもしれないし、おっさんたちの話を書くかもしれないし、
早くも3の妄想に入るかもしれません。しかし恥ずかしいなあ、本当にもう。(笑)

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する